趣味 将棋 王座戦第四局 永瀬vs藤井 60歳定年まで113日(20231011(水)→20240131(水)
趣味 将棋 王座戦第四局 永瀬vs藤井
注目の第四局、永瀬先生の先番で開始染ました。
永瀬先生が、角換りを指向し、藤井先生が受けました。
藤井先生が、永瀬先生の4五桂跳ねを警戒して慎重に
手順を進める中、永瀬先生が23手目に4五桂跳ねを
実行しました。
この手で、早くも先例を離れることになりました。
AIの評価値は、僅かに藤井先生に振れましたが、
永瀬先生はノータイムで指し継いでおり、明らかに
研究手順です。
藤井先生が慎重に手順を進めることで、藤井先生
30手目の考慮中で、持ち時間の差が110分近くに
広がり、永瀬先生の先手の利を生かした作戦が
候をそうしました。
藤井先生は、8六歩から攻撃に出ました。
永瀬先生は研究範囲とばかりに、ノータイムで
応じていきました。
昼休み時点で、持ち時間5時間のうち消費時間が、
藤井先生2時間48分,永瀬先生21分と異例の展開
となりました。
また、AI評価値も38%:62% で永瀬先生リードで,
永瀬先生にとって,これ以上ない展開となりました。
持ち時間差が3時間を超えた43手目、永瀬先生は
優位を拡大すべく、初めて124分の大長考をし、
AI候補手上位の7四歩を指しました。
7四同飛に3八角打が若干疑問で、AI評価値差が
若干縮まりましたが、持ち時間差1時間以上は
キープしました。
ここで、藤井先生が5四飛の一手と思われる場面で、
38分の考慮し、持ち時間は51分となりました。
(永瀬先生 152分)
その後、藤井先生の飛成の王手に、永瀬先生が
自陣に手厚く5八銀打ちに、5五龍と引いたのが
若干疑問で、AI評価値は再び永瀬先生に傾き
ました。
17:00の夕食休憩時点で、AI評価値 35%:65% ,
持ち時間 50分:122分と、直線的な寄せ合いで
ない, 陣形が手厚い点を合わせ、永瀬先生が
リードしました。
永瀬先生は時間が掛かっても、自陣を厚くして
少しづつ盛り上がっていく手を指していきますが、
持ち時間差は30分以下に縮まっていきました。
67手目で永瀬先生の持ち時間が1時間を切りました。
永瀬先生は押しつぶして勝ちたいのですが、藤井
先生の丁寧な受けに、決定打を出せません。
86手目で藤井先生は秒読みに突入しました。
永瀬先生は残り28分、形勢は互角から逆転、
再逆転(永瀬先生優勢)。
111手目で永瀬先生は秒読みに突入しました。
永瀬先生、勝利目前で痛恨の大失着の5三馬、決着!!
138手まで藤井先生の勝利!!!!
先ずは、藤井先生、八冠達成おめでとうございます。
永瀬先生、本日は完璧でした。
対藤井戦の指針を王座戦4戦を通して示したと思います。
素晴らしい戦いをありがとうございました。
【参考youtube】