趣味 将棋 王座戦第三局 永瀬 vs 藤井 60歳定年まで127日(20230927(水)→20240131(水)
趣味 将棋 王座戦第三局 永瀬 vs 藤井
1勝1敗で迎えた、藤井先生先番の重要な第三局。
今シリーズは角換り主体と思っていましたが、
永瀬先生が3四歩から4四歩とし、雁木模様から
振り飛車の可能性を残して、駒組みが進みました。
この過程で、後手の永瀬先生が9筋の歩に2手
使っており、この手の有効性を巡って、構想力の
展開となりました。
藤井先生の2, 3筋速攻に対して、永瀬先生が
そで飛車から7筋反撃の展開となりました。
29手目藤井先生の6九玉に対して、永瀬先生が
力戦の方向制を決めるため52分の大長考、一時
50分あった持ち時間のリードが逆転しました。
激しい戦いが始まる直前で昼食休憩となりました。
その後、36手目永瀬先生が9六歩と王様右側壁形を
気にせず着手したのが、攻めの繋がり・相手の
反撃を見越した着手で、藤井先生が43分の長考に
沈みました。
40手を超えた辺りで、AI評価値が永瀬先生に傾き、
永瀬先生の攻めを、藤井先生が凌げるかの展開
となりました。
17:00の夕食休憩47手の時点で、AI評価値は
34% : 66%で永瀬先生がリードを広げました。
一方で、解説の村田先生は、藤井先生持ちのご様子。
49手目、藤井先生59分の大腸高、残り持ち時間32分、
永瀬先生の残り時間は76分。
51手目、藤井先生の勝負手4五銀に、永瀬先生が
正確に寄せきれるかの局面になりました。
寄せまで読む必要があるため、永瀬先生も時間を
使い、持ち時間の差は14分(22分:26分)に縮まり
ました。(AI評価値 27% : 73%)
56手目、AI評価値 10% : 90% で永瀬先生の寄せ待ち
ですが、存外局面が複雑で、持ち時間の差は逆転
(18分:10分)しました。
56手目、永瀬先生秒読み突入、局面はそこまで
難しくないように思われたが、まさかの悪手4一飛
打ち、AI評価値がイーブンに。。。
ついに、AI評価値 81% : 19%に逆転。
解説者も信じられないといった模様。
77手目、藤井先生秒読みに。
81手まで藤井先生の勝利。
最終版、永瀬先生に何が起こったのか、将棋は怖い。
【参考youtube】