趣味 将棋 竜王戦第二局二日目 藤井vs伊藤匠 60歳定年まで106日(20231018(水)→20240131(水)
趣味 将棋 竜王戦第二局二日目 藤井vs伊藤匠
封じ手は大本命の3七歩成でした。
これに対して、作戦変更か伊藤匠先生が長考に
入り、94分考慮の末、自陣を固める3三歩打。
これに対して、藤井先生が8五角成りと自陣を
補強したのが落ち着いた好手で、先手良しの
展開となりました。
この後、少しづつAI評価値が藤井先生に傾き
ましたが、持ち時間差は縮まりました。
伊藤匠先生は細かく嫌みをつけていきますが、
藤井先生が局面も持ち時間も有利な展開で、
比較的溶余裕があるように見えました。
藤井先生の81手目、4一金打がリスクの大きな
踏み込みで、一気に局面が緊迫しました。
手がパタパタ進み、91手目で7七王と自陣に手が
戻りました。
解説人は全く不明のようですが、藤井先生は
非常に自信があるように見えます。
但しAI評価値は、64% vs 36% で藤井先生リードも
決定的ではありません。
持ち駒も豊富で、チャンス有りと伊藤匠先生は
長考に沈みました。
伊藤匠先生、92手目、渾身の考慮時間85分、残り
時間2分まで読み、本線の7九飛打を指しました。
伊藤匠先生、その後も勝負手を連発し、一瞬、
6七王で差が縮まりましたが、100分近い持ち時間を
慎重に使って、107手で藤井先生が押し切りました。
大山先生、中原先生、羽生先生と大棋士には、
100番を超えた対局をこなしたライバルがおり、
伊藤匠先生の今後に期待したいです。
【参考youtube】