底辺サラリーマン 60歳定年カウントダウン

ど底辺サラリーマンの60歳定年カウントダウン記録

趣味  将棋 JT杯決勝 藤井vs糸谷 60歳定年まで74日(20231119(日)→20240131(水)

趣味  将棋 JT杯決勝 藤井vs糸谷

JT杯は、持ち時間10分,使い切ると一手30秒,

 

1分5回の考慮時間です。

 

30秒での読み切りは難しく、糸谷先生の局面

 

複雑化が期待されます。

 

振り駒の結果、藤井先生の先番になりました。

 

先ずは、糸谷先生の工夫に注目が集まりました。

 

角換わり模様から、糸谷先生が準決勝でも

 

採用した、3三角と上がり、藤井先生が

 

角交換しました。

 

そこからは、先例のある駒組が続きました。

 

藤井先生が8八に王を囲い、糸谷先生は右玉

 

模様です。

 

藤井先生が4五歩から仕掛け、糸谷先生が

 

5二銀左と引いたところで、47手目が、封じ手

 

となりました。

 

ここまでは、先例のある形で、糸谷先生の

 

局面を複雑化する工夫が待たれました。

 

藤井先生の封じ手は、4四歩の取り込みでした。

 

糸谷先生は、4一飛と回りました。

 

ここで、藤井先生が6八銀,6七銀と、矢倉を

 

組み替えました。

 

激しくなると思いきや、互いに形を組み換え

 

ました。

 

55手目、藤井先生が4六角と打つと、糸谷

 

先生は、飛車を筋に戻しました。

 

藤井先生の3五歩突きに、糸谷先生が8筋交換、

 

藤井先生は8七金型に構えました。

 

67手目辺りで、両者30秒将棋になりました。

 

藤井先生は、71手目、1分使って2四歩

 

からの継ぎ歩から5五歩と戦線拡大しました。

 

糸谷先生が、再び飛車を4筋に回り、

 

ここから激しい戦いとなりました。

 

角と金桂(藤井)交換後、糸谷先生は3二に

 

飛車を成りました。

 

藤井先生は、6九飛と受けに使い、五角の

 

形勢が続きます。

 

その後、糸谷先生は龍を自陣に引き上げ、

 

先の見えにくい展開となりました。

 

糸谷先生は、2枚の角を攻に打ち、手厚い

 

構えとなりました。

 

ここで糸谷先生の4八角成が若干甘く、

 

藤井先生が、金と桂、飛車と銀交換と一気に

 

スパーとしました。

 

形勢は藤井先生に傾き、糸谷先生は上部脱出に

 

掛ける展開となりました。

 

149手で藤井先生が、糸谷先生の玉を押し返し

 

藤井先生の勝ちとなりました。

 

藤井先生の守りから攻めのギアチェンジと、

 

一手30秒の中で、大きなミスが無かった点が

 

勝敗を分けました。

 

【参考youtube

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